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| ガンプラ講座 | |||
| (4)ヤスリがけ(ゲート処理/合せ目消し/ヒケの処理) |
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| パーツの表面処理のため、ヤスリがけをします。ヤスリがけする理由にはいくつかあります。 @ゲート処理 ランナーから切り離したときに残したゲートを完全に消す。 A合せ目消し パーツを接着した際にできる合せ目を消す。 Bヒケの処理 パーツの表面のヘコみをヒケといいます。これをなくします。 Cパーティングラインの処理 工場でパーツを成型するときに合せ目がパーツに残った跡。これを消します。作業は合せ目消しと同じ。 いろいろ名前が出てきましたが、ようはヤスリで表面のデコボコを平らにすればいいのです。 用意するもの。 ![]() 模型店で売っているタミヤのフィニッシングペーパーP400番。番号によってヤスリの目のあらさがわかります。番号が低いとあらくなります。今回は基本的にこの400番しか使いません。3枚入りで約100円。 400番/600番/1000番がセットになったモノも有ります。400番がみつからない場合はこちらでも良いです。値段は約140円。400番は2枚入ってます。 ![]() カッターです。写真はベーシックツールセットに付属していたものです。カッターは家にあるだろうし、100円ショップで手にはいるものですね。刃は細いものがよいです。新しい刃にしてください。 ![]() 100円ショップで売っているポリ製の容器です。水を入れるために使います。フタが付いてるので部屋でひっくりかえさないですみます。 水が入ればコップでも皿でもなんでもいいです。私もコップを使ってますけど毎回足でひっくりかえしてしまうので今回からはポリ容器を使います。 まずはヤスリがけの悪い例から。 ![]() 紙ヤスリを指で押すようにしてパーツに当ててます。 表面を削ろうとして結構力を入れてしまいます。そのため、表面にヤスリのキズが大きく残ります。 そのわりには、パーツは削れずに紙ヤスリがスリ減って使い物にならなくなります。 労力を要する割りに効果はありません。 そこで登場するのが当て木。木じゃなくてもよいのです。ヤスリにあてがって使うものを用意します。 ![]() 私の場合は、いつも1mmプラ板を適当な大きさに切って使ってます。今回は100円ショップで変わりになりそうなものを見つけたのでこれでやってみます。下敷きです。 厚さは0.5mmのプラ板に近い感じです。 その他、家にある使えそうなものを探すのも手です。たとえば、使い終わったクレジットカードなんかは1mmプラ板に近いです。なんでもいいですけど、自由な大きさに切れるところもポイントとなります。 ![]() では、この肩のパーツを使ってやってみます。 まず、400番の紙ヤスリと当て木となる下敷きを適当な大きさにハサミで切ってください。 ![]() 写真のような感じにしてから、水を入れた容器に紙ヤスリをつけます。 ![]() ポイントは上から力で押し付けないこと!なでるように紙やすりを当てて削っていきます。そんなんで削れるの?と最初は思うけど徐々に削れて行きます。 力を抜いてやるべし! ヤスリは水には頻繁につけてください。 ![]() 確認するためパーツを容器の水にドボンとつけてタオルで拭きました。 削ったところはつや消し状態になってます。あ、ヒケてるところ発見!こういうのも目で発見できます。これはどうするかというと、浅ければ削ってしまい、深ければ何かを盛らなければなりません(後ほど説明します)。今回はけずって平らにします。 ![]() ヒケをなくしました。形を気にしながらやらないと崩れてしまうので要注意です。写真のパーツはヒケのところを気にしすぎてラインがちょっとまがってしまいました。まぁこのぐらいなら良しとしましょう。 1mmの当て木なら、しならないのでこういうのには向いてそうです。 紙ヤスリ自体も消耗していくので、紙ヤスリを少しづつズラして使ってください。完全に使えなくなったら新しい紙やすりを切って使います。 ![]() ちょっとへこんだ所は、合わせ目も消しにくいです。 サイズの小さい当て木を作ってカドで削るとやりやすいです。 その場その場で必要なサイズを用意しましょう。 むむ!合わせ目がちゃんとついてないところ発見!これの修正は後でします。 ![]() ![]() カドの部分。ヤスリではやりにくいところはカッターを使って処理します。 横と縦にサクって刃を入れて接着してはみ出た部分を切り落とします。 ![]() このようなコの字型にヤスリをかける時は、合せ目のところばかり削ると側面のラインが崩れます。それを防ぐために写真の@ABの面を順番に処理することで均一にします。 一箇所に集中してヤスリがけしてるとその回りの部分が崩れる可能性が有るので細かくチェックする必要があります。 曲面のヤスリがけは? 曲面は硬い当て木ではちょっと無理なので、紙やすりを何回か折り曲げて厚みをつけたもので、曲面にあわせてまげて使うと良いです。ただし、当て木を使っていないので深い傷をつくる可能性が大きいので力を抜いてなでるようにヤスリがけしてください。 曲面であっても、合せ目のところだけは当て木を使います。 100円ショップでこんなものを発見。机の上に置いてメモとかはさんで使うデスクマット。透明でやわらかい素材でできてます。 これを当て木にすれば曲面に対応できると思って買ってみました。 ![]() なかなか良いです。折り曲げた紙ヤスリよりも使いやすく、柔軟性があるので深い傷をつけることがないです。余裕があったら買ってみてください。 その他、家の中には当て木になりそうなものがあるかもしれないので探してみるのも手です。 合せ目と交差したラインの修正 ![]() ちょうど合せ目にラインが掛かってしまっている場合はその部分が消えてます。再生させるためにはカッターの刃を上からラインにあわせて押し当てます。注意することは刃をノコギリみたいに押したり引いたりしないこと!ずれて余計な傷をつける羽目になります。 押し当ててラインをつないだら、刃先をゆっくりラ インに沿ってなぞるようにしてラインを完全につないでいきます。ラインからはみ出たら余計なキズをつけるので慎重に。ラインがつながったら表面を軽くヤスリがけしてできあがり。 全てのパーツをヤスリがけしました。初心者の人は全てのパーツの全ての面にヤスリをかけようとしますが、その必要はありません。 細かい部分やヤスリの届かないようなところはかたちを崩す恐れがあるのでヤスリがけしないほうがよいです。(たとえばガンダムMkUの顔はヤスリをかけてません。) ヤスリをかけるポイントは、合せ目、ヒケ、ゲート、パーティングラインの処理は必須。 それと、面の大きな所と平面なところを中心に。その他は軽くでよいです。場合によってはヤスリをかけない。 ヤスリがけは経験で習得しないと上手くなりません。コツがつかめるまでは面倒でも慎重にやりましょう。 |